植物や野菜の種には固定種と交配種がある。
・固定種とは、長い年月を掛けてメンデル優性の法則によって淘汰されて出来た古来の品種。
・交配種とは、違う固定種を掛け合わせて作られた品種。
交配種の特徴
・育てやすく掛け合わされた両親の良いトコがでる。(雑種強勢)
(親同士の家系が遠いと雑種強勢が強く出る。)
・生まれた子は同じどれも同じカタチおなじ性質になる。
市場に出回る野菜のほとんどは一代目の交配種(F1、雑種第一代)。
自家不和性と自家和性
被子植物の半分は自分と同じ種で受精しない「自家不和性」。半分が「自家和合性」。
雑種第一代の種で出来た種を蒔いても、翌年うまく育たないのは、
1: メンデルの法則<親を受け継ぐ>3対1<受け継がない>
2: 雑種強制チャンスタイムが終了している。
3: 「自己不和性」によって別の種類としか受粉しない。
が原因かもしれない。
雑種第一代の野菜は固定種と比べて
・形が揃っている
・病気に強い
・生育が早い
反面
・肥料を大量に食う
・味が良くない
と言われている。
家庭菜園等で種取りをして次の年も育てたい場合は「固定種」。
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